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癌(がん) 第8話『全50話』
続・がん50話:第8話 肝炎ウイルス検査を
わが国では、肝がんの約80%がC型肝炎ウイルス、約15%がB型肝炎ウイルスによる慢性肝炎が原因です。慢性肝炎のすべてが肝がんにつながるわけではありませんが、「肝がんの高危険群」です。
C型慢性肝炎の治療には、インターフェロンを中心とした抗ウイルス療法が行われます。この有効性はウイルスのタイプや量などにより異なりますが、従来効きにくいとされた1型で、高ウイルス量の場合でも、現在の標準的な治療では約半数の人でウイルスが消失します。
ウイルス性肝炎に対するインターフェロン治療については、一定の条件を満たす人に対して、医療費の助成が始まりました。診断と治療には専門知識や技術が必要ですので、肝炎専門医療機関を受診してください。医療機関の情報は、各自治体がホームページや保健所などで提供しています。
B型、C型ともに血液や体液を介して感染しますが、感染力は強いものではありません。特にC型肝炎ウイルスの新たな感染は今日ほとんどなく、そのキャリアーのほとんどは、過去に受けた医療行為などが原因で、知らないうちに感染しています。現在、40歳以上で、これまで一度も受けたことのない人は、症状がなくても肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めます。
なお、肝臓にお酒が悪いことはよく知られていますが、たばこも影響があります。ウイルス性肝炎の人で、喫煙が肝がんの危険性を高めることが報告されています。ご注意を。(大阪府立成人病センター調査部調査課長、田中政宏)
毎日新聞 2008年5月15日 大阪朝刊
わが国では、肝がんの約80%がC型肝炎ウイルス、約15%がB型肝炎ウイルスによる慢性肝炎が原因です。慢性肝炎のすべてが肝がんにつながるわけではありませんが、「肝がんの高危険群」です。
C型慢性肝炎の治療には、インターフェロンを中心とした抗ウイルス療法が行われます。この有効性はウイルスのタイプや量などにより異なりますが、従来効きにくいとされた1型で、高ウイルス量の場合でも、現在の標準的な治療では約半数の人でウイルスが消失します。
ウイルス性肝炎に対するインターフェロン治療については、一定の条件を満たす人に対して、医療費の助成が始まりました。診断と治療には専門知識や技術が必要ですので、肝炎専門医療機関を受診してください。医療機関の情報は、各自治体がホームページや保健所などで提供しています。
B型、C型ともに血液や体液を介して感染しますが、感染力は強いものではありません。特にC型肝炎ウイルスの新たな感染は今日ほとんどなく、そのキャリアーのほとんどは、過去に受けた医療行為などが原因で、知らないうちに感染しています。現在、40歳以上で、これまで一度も受けたことのない人は、症状がなくても肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めます。
なお、肝臓にお酒が悪いことはよく知られていますが、たばこも影響があります。ウイルス性肝炎の人で、喫煙が肝がんの危険性を高めることが報告されています。ご注意を。(大阪府立成人病センター調査部調査課長、田中政宏)
毎日新聞 2008年5月15日 大阪朝刊
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